MICHEL FALLON
ミシェル・ファロンは、2000年の6月からアンセルム・セロスのドメーヌで働いています。セロスが世界的な名声を獲得していく2000年代を通じて、そして現在もセロスの栽培・醸造チームのリーダーとして、セロスのシャンパーニュ造りを影で支え続けています。ファロンは、セロスでの仕事と並行して、2004年に『Ozanneオザンヌ』と命名した僅か300本のシャンパーニュを、セロスのセラーで醸造し、自身のシャンパーニュ造りをスタートしました。 現在オザンヌの醸造に使われる主要なブドウが栽培されているのは、アヴィーズの厳選した区画(トータル0.6ヘクタール)です。全てアヴィーズのグラン・クリュの畑で、ブドウ木の平樹齢は80年。樹齢95年の超古木の区画もあります。ドメーヌでは、この厳選したブドウのみをオザンヌの醸造に使い、残りのブドウは地元の組合に売却していますオザンヌは。アヴィーズのテロワールを表現する品格とフィネスのあるエレガントなシャンパーニュです。
Ozanne
オザンヌ
AOC Champagne GC
品種:シャルドネ(100%アヴィーズ産)
手摘みで収穫したブドウをダイレクトプレスで圧搾後、樽発酵・樽熟成。マロ発酵は自然に実施。樽は400リットルと228リットルの樽を使用。新樽比率は約20%。発酵期間を含めて10ヶ月前後樽で熟成した後、2004年ヴィンテージからソレラでストックしているリザーブワインをブレンドしてティラージュ。瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リー。SO2は圧搾時に最低限のみ添加。その後は、瓶詰め時もデゴルジュ時も無添加。ティラージュもルミュアージも、デゴルジュも全て手作業で行い、リキュール・ド・ティラージュとドザージュにはビオ認証のMCRを使用。
2025年11月入荷の最新ロットは2020年ベース。リザーブワインの比率は20%。2020年の収穫日は9/1。2021年6月19日ティラージュ。2025年3月25日デゴルジュ。ドザージュ1.26g/l。瓶内二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間は45ヶ月。総生産量3,422本。アルコール度数12.5度。2025年4月時点のSO2トータルは16mg/l。ガス圧は5.8気圧。
キュヴェ名のオザンヌとは西暦796年以前のアヴィーズ村の呼称です。
Le Sentier Levraux
ル・サンティエ・ルヴロー
AOC Champagne GC
品種:シャルドネ(100%アヴィーズ産)
手摘みで収穫したブドウをダイレクトプレスで圧搾後、樽発酵・樽熟成。マロ発酵は自然に実施。樽は400リットルと228リットルの新樽を使用。発酵期間を含めて10ヶ月前後樽で熟成した後、ティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リー。SO2は圧搾時に最低限のみ添加。その後は、瓶詰め時もデゴルジュ時も無添加。ティラージュもルミュアージも、デゴルジュも全て手作業で行い、リキュール・ド・ティラージュとドザージュにはビオ認証のMCRを使用。
2025年11月入荷の最新ロットは2020年ベース。2021年9月19日ティラージュ。2024年12月13日デゴルジュ。ドザージュ0.8g/l。瓶内二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間は39ヶ月。総生産量1,417本。アルコール度数12.5度。2025年4月の分析ではSO2は検出されず。ガス圧は5.9気圧。
ル・サンティエ・ルヴローは、アヴィーズの最も標高の高い場所にあるリューディ。ドメーヌの栽培面積は0.38haで、1920年に樹齢された樹齢100年のシャルドネが栽培されている。東北東向き斜面。