MINIÈRE F & R

Hermonville 8ha bio
芸術的なステイルで世界の最高峰グラン・メゾンを席巻中の若きRMがいます。シャンパーニュ最北端のサン・ティエリー丘陵のエルモンヴィルに本拠を置くミニエールです。ミニエールではセロスから多大な影響を受けた樽発酵と樽熟成による醸造、マロラクティック発酵は行わず、NVキュヴェでも最低5~6年、長期の瓶内熟成を経てからデゴルジュマンして、飲み頃を向かえてからリリースするという芸術的シャンパーニュ造りを行っています。畑は1960~70年代初めに植樹された古木が主体で、収量は極めて低く、ドメーヌ全体の年間の総生産量は2万8千本程度という少なさです。
Influence
アンフリュアンス
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール38%、シャルドネ23%、ムニエ39%
野生酵母で樽発酵・樽熟成。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で8ヶ月間樽熟成。新樽は用いずに全て中古樽を使用。マロラクティック発酵は行わず、樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。
現行ロットは2020年6月ティラージュ。2024年6月デゴルジュマン。リザーヴワインの比率は21%、ドザージュは4.5g/l。アルコール度数12度。ガス圧7.1気圧。

Brut Zéro
ブリュット ゼロ
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール1/3、シャルドネ1/3、ムニエ1/3
ドメーヌのシャンパーニュは全て野生酵母での樽発酵・樽熟成で醸造が行われます。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間樽熟成。樽の比率は、4年以下の新樽(ドメーヌでは使用4年以下のものを新樽と定義している)が30%、5年を超えた樽が70%。マロラクティック発酵は行わず、樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。
現行ロットは2021年6月ティラージュ。2024年6月デゴルジュマン。リザーヴワインの比率は25%、ドザージュは0g/l。アルコール度数12度。ガス圧6.4気圧。

Influence Rosé
アンフリュアンス ロゼ
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール31%、シャルドネ39%、ムニエ30%
ドメーヌのシャンパーニュは全て野生酵母での樽発酵・樽熟成で醸造が行われます。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間樽熟成。樽の比率は、4年以下の新樽(ドメーヌでは使用4年以下のものを新樽と定義している)が30%、5年を超えた樽が70%。マロラクティック発酵は行わず、樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。
現行ロットは2021年5月ティラージュ。2024年1月デゴルジュマン。リザーヴワインの比率は22%、赤ワイン(ピノ・ノワール)のブレンド比率は7%、ドザージュは3.5g/l。アルコール度数12度。ガス圧7.2気圧。

Blanc Absolu
ブラン アブソリュ
AOC Champagne
品種:シャルドネ100%
ドメーヌのシャンパーニュは全て野生酵母での樽発酵・樽熟成で醸造が行われます。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間樽熟成。樽の比率は、4年以下の新樽(ドメーヌでは使用4年以下のものを新樽と定義している)が30%、5年を超えた樽が70%。マロラクティック発酵は行わず、樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。
現行ロットは2020年6月ティラージュ。2023年10月デゴルジュマン。リザーヴワインの比率は20%、ドザージュは4.5g/l。アルコール度数12度。ガス圧6.7気圧。

Symbiose
サンビオーズ
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%
醸造について:野生酵母で樽発酵・樽熟成。アルコール発酵終了後、マロ発酵は行わず、引き続きシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間熟成。2015年6月にティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共にマチュラシオン・シュール・リー。二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで95ヶ月。2023年5月デゴルジュマン。ドザージュは2.2g/l(エクストラ・ブリュット)。デゴルジュ後、さらに6ヶ月以上寝かせてからリリース。アルコール度数12度。生産本数1,370本。ガス圧6.3気圧。

La Vigne à Alfred
ラ・ヴィーニャ・アルフレッド
AOC Champagne
品種:ムニエ100%
野生酵母で樽発酵・樽熟成。アルコール発酵終了後、マロ発酵は行わず、引き続きシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間熟成。熟成後ブレンドして2018年6月にティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共にマチュラシオン・シュール・リー。二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで57ヶ月。2023年3月にデゴルジュマン。ドザージュは2.25 g/l。ドザージュ後、さらにドメーヌで6ヶ月以上寝かせてからリリース。アルコール度数12度。生産本数1,370本。ガス圧7.0気圧。La Vigne à Alfredラ・ヴィーニュ・ア・アルフレッドとは、フランス語で「アルフレッドのブドウ木」という意味。現在のミニエール兄弟の曾祖父アルフレッドが植樹したブドウ木で、曾祖父もこのブドウ木からのブドウを圧搾している写真がドメーヌにも残っていることから、曾祖父へのオマージュとして、このキュヴェを醸造したそうです。

Franc de Pieds
フラン・ド・ピエ
AOC Champagne
品種:シャルドネ25%、ムニエ75%
3つの区画のブドウを一緒に圧搾し、野生酵母で樽発酵・樽熟成。アルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で8ヶ月間熟成。マロ発酵はこの間に自発的に実施。新樽は用いずに全て中古樽を使用。熟成後ブレンドして2017年6月にティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共にマチュラシオン・シュール・リー。二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで70ヶ月。2023年4月にデゴルジュマン。さらにドメーヌで1年以上寝かせてからリリース。アルコール度数12度。生産本数850本。ガス圧6.3気圧。
*Franc de Piedsフラン・ド・ピエとはフランス語で「自根」の意味です。

Les Pieces Extrait No.1
レ・ピエス・エクストレ No.1
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
ミニエールでは異なるリューディ毎、異なる品種毎、別々に原酒の醸造を行いまずが、このキュヴェを造るに当たり、ティラージュの前に全ての樽を試飲して、最も個性的な味わいのピノ・ノワールのバレルを1樽選び出します。その原酒を2年以上樽熟成させてからティラージュし、さらに7年以上マチュラシオン・シュール・リーしてデゴルジュしたのが、このキュヴェになります。今回が初リリースであるため、フランス語で『1番目のアンソロジー(=選り抜き)』を意味するエクストレNo.1といサブタイトルがつけられています。今回の『エクストレNo.1』は、2012収穫のピノ・ノワール1樽と、2013年収穫のピノ・ノワール1樽をアッサンブラージュしてティラージュしたキュヴェになります。
醸造:圧搾し、野生酵母で樽発酵・樽熟成。アルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で熟成。マロ発酵はこの間に自発的に実施。新樽は用いずに全て中古樽を使用。熟成後ブレンドして2015年6月にティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共にマチュラシオン・シュール・リー。二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで90ヶ月。ドザージュは2.0g/l。2022年12月にデゴルジュマン。さらにドメーヌで1年以上寝かせてからリリース。アルコール度数12度。生産本数648本。ガス圧5.2気圧。
