MINIÈRE F & R

 
 
Hermonville  8ha bio
芸術的なステイルで世界の最高峰グラン・メゾンを席巻中の若きRMがいます。シャンパーニュ最北端のサン・ティエリー丘陵のエルモンヴィルに本拠を置くミニエールです。ミニエールではセロスから多大な影響を受けた樽発酵と樽熟成による醸造、マロラクティック発酵は行わず、NVキュヴェでも最低5~6年、長期の瓶内熟成を経てからデゴルジュマンして、飲み頃を向かえてからリリースするという芸術的シャンパーニュ造りを行っています。畑は1960~70年代初めに植樹された古木が主体で、収量は極めて低く、ドメーヌ全体の年間の総生産量は2万8千本程度という少なさです。
   

Influence

アンフリュアンス
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール33%、シャルドネ21%、ムニエ46%
 
野生酵母で樽発酵・樽熟成。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で8ヶ月間樽熟成。新樽は用いずに全て中古樽を使用。マロラクティック発酵は行わず、樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。
現行ロット:二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで44ヶ月。2019年6月ティラージュ。2023年2月デゴルジュマン。リザーヴワインの比率は26%、ドザージュはゼロだが、残糖が4.5g/l程度あり。アルコール度数12度。ガス圧7.1気圧。

  
   

Brut Zéro

ブリュット ゼロ
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール37%、シャルドネ23%、ムニエ40%
 
ドメーヌのシャンパーニュは全て野生酵母での樽発酵・樽熟成で醸造が行われます。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間樽熟成。樽の比率は、4年以下の新樽(ドメーヌでは使用4年以下のものを新樽と定義している)が30%、5年を超えた樽が70%。マロラクティック発酵は行わず、樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。
現行ロット:二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで38ヶ月。2020年5月ティラージュ。2023年7月デゴルジュマン。リザーヴワインの比率は18%、ドザージュは0g/l。アルコール度数12度。ガス圧6.4気圧。

  
  

Influence Rosé

アンフリュアンス ロゼ
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール31%、シャルドネ39%、ムニエ30%
 
 
ドメーヌのシャンパーニュは全て野生酵母での樽発酵・樽熟成で醸造が行われます。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間樽熟成。樽の比率は、4年以下の新樽(ドメーヌでは使用4年以下のものを新樽と定義している)が30%、5年を超えた樽が70%。マロラクティック発酵は行わず、樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。
現行ロット:二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで32ヶ月。2020年5月にティラージュ。2023年1月デゴルジュマン。リザーヴワインの比率は19%、赤ワイン(ピノ・ノワール)のブレンド比率は7%、ドザージュは4g/l。アルコール度数12度。ガス圧7.2気圧。

  
   

Blanc Absolu

ブラン アブソリュ
AOC Champagne
品種:シャルドネ100%
 
ドメーヌのシャンパーニュは全て野生酵母での樽発酵・樽熟成で醸造が行われます。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間樽熟成。樽の比率は、4年以下の新樽(ドメーヌでは使用4年以下のものを新樽と定義している)が30%、5年を超えた樽が70%。マロラクティック発酵は行わず、樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。
現行ロット:二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで34ヶ月。2020年6月ティラージュ。2023年4月デゴルジュマンリザーヴワインの比率は20%、ドザージュは4.5g/l。アルコール度数12度。ガス圧6.7気圧。

  
   

Franc de Pieds

フラン・ド・ピエ
AOC Champagne
品種:シャルドネ25%、ムニエ75%
 
醸造:3つの区画のブドウを一緒に圧搾し、野生酵母で樽発酵・樽熟成。アルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で8ヶ月間熟成。マロ発酵はこの間に自発的に実施。新樽は用いずに全て中古樽を使用。熟成後ブレンドして2016年6月にティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共にマチュラシオン・シュール・リー。二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで71ヶ月。2022年5月にデゴルジュマン。さらにドメーヌで2年以上寝かせてからリリース。アルコール度数12度。生産本数730本。ガス圧6.4気圧。
 
*Franc de Piedsフラン・ド・ピエとはフランス語で「自根」の意味です。