CABARET DES OISEAUX

  Saint-Lothain 2 ha   bio  nature
ジュラの新世代ドメーヌの中には、いわゆる「移住組ヴィニュロン」が数多くいます。2017年にドメーヌを創設したジュード・スパエティもその1人です。パリで学業を修めたジュードは、アフリカや南米などの途上国で10年以上に亘って農業開発の仕事に携わっていました。しかし、ナチュラルワイン造りをしたいと一念発起。ジュラに移住して、レ・ドロミのセリーヌ・ゴルマリーの下で働きながら、ブドウ栽培とワイン造りを学びました。その後に自らのドメーヌ、キャバレ・デ・ゾワゾーを立ち上げました。ジュードは、近隣に住むディディエ・グラップやヴァランタン・モレルなどに教えを乞いながら、ほぼ独学でドメーヌを始めたネオ・ヴィニュロンです。彼の造るワインは、純粋で透明感があり、テロワールを真に尊重した本格派のワインです。同時に現代的なニュアンスも兼ね備え、活力に満ちています。しかし、2haしかないドメーヌとあって、良作年でも総生産量は4千本程度しかありません。
 

Attraction

アトラクション
VDF
品種:シャルドネ100%
リューディ:Novelinノヴラン:サン・ロタンの村にあるリューディ。標高225メートルの南向きのコートで、シャルドネに力強いミネラル感と骨格を与える石灰岩の崩積土壌。 
手摘みで収穫したブドウをタイエクトプレスし、アルコール発酵は野生酵母のみでステンレスタンクで自発的に実施。その後、228リットルのバリック(新樽は用いない)に移し、シュール・リーの状態で、自発的なマロ発酵と熟成。18ヶ月の熟成後、無清澄、無濾過で瓶詰め。SO2は醸造時も瓶詰め時も完全に無添加。毎年マロ発酵は自然に行われるままに任せていますが、2023年はマロ発酵は部分的(一部の樽のみ)しか行われなかったそうです。2023年の総生産量は2,000本。アルコール度数13.59度。2026年1月時点のSO2トータルは検出限界値で検出されず。
キュヴェ名の「Attractionアトラクション」は二重の意味を持つ言葉遊びです。馬やロバなどの家畜の力を利用して、耕起や除草などの農作業行うことを「動物牽引」と言いますが、フランス語では「Traction Animaleトラクション・アニマル」と呼びます。ドメーヌでは常にこのトラクション・アニマルを行っています。そして、一般的なフランス語では「Attraction」は「魅力」という意味です。つまり、このワインへの魅力、そして、動物牽引されたブドウ畑から造られたワインという2つの意味を込めた名前なのです。