DOMAINE DE BICHERY

Neuville-sur-Seine 7 ha bio natural grower
ドメーヌ・ド・ビシュリーは、セドリック・ブシャール、マリー・クルタン、レミ・ルロワなど新たな才能が続々と生まれているコート・デ・バール地区でも最南端のBar-Séquanaisバル・セカネ地区にあります。ドメーヌは1987年生まれのラファエル・ピコネと妻のハンナによって創設された新進気鋭のドメーヌです。当主のラファエルは、ボーヌとスイスの学校で醸造とブドウ栽培を修めた後、スイスのドメーヌ・トラプレッティやボルドーのシャトー・パプ・クレマンで研鑽。その後、2013年に両親から継承したブドウ畑を元に、2015年にドメーヌを設立しました。デビュー・ヴィンテージとなる2015VTで彼が生産したのは4千本弱で、リュー・ディを表現するシャンパーニュが造られました。
La Source
ラ・スルス R21
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%
醸造について:コカール社の水平式圧搾機で圧搾。ピノとシャルドネは別々に醸造するが、どちらもバリック(新樽は用いない)40%、ステンレスタンク60%でアルコール発酵とシュール・リーで熟成。マロ発酵は自然に実施。アッサンブラージュをした後、清澄も低温安定法も行わず、ノンフィルターでティラージュ。リキュール・ド・ティラージュは、ビオ認証のMCRを使用。SO2は圧搾からデゴルジュマンに至るまで完全に無添加。
2021ヴィンテージの収穫日は、ラ・フォンテーヌ・デュ・ノワイエのピノ・ノワールとアンヴェール・ド・ヴァル・メントラのシャルドネが8/20。アン・ヴァル・デュ・クロのピノ・ノワールが8/24。アン・ヴァル・デュ・クロのシャルドネが8/25。2022年5月19日ティラージュ。2024年3月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ(ブリュット・ナチュール)。総生産量9,704本。アルコール度数12度。2024年5月時点でのSO2トータルは6mg/l。ガス圧は5.8気圧。

Les Terres Mêlées
レ・テール・メレ R21
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
水平式圧搾機で圧搾。バリック(新樽は用いない)40%、ステンレスタンク60%でアルコール発酵とシュール・リーによる熟成。マロ発酵は自然に実施。その後、清澄も低温安定法も行わず、ノンフィルターでティラージュ。リキュール・ド・ティラージュは、ビオ認証のMCRを使用。SO2は圧搾からデゴルジュマンに至るまで完全に無添加。
2021ヴィンテージの収穫日は、リューディ“アン・ヴァル・リジェ”が8/19、“ラ・フォンテーヌ・デュ・ノワイエ”が8/20、“レ・メ”が8/21。2022年5月19日ティラージュ。2024年3月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ(ブリュット・ナチュール)。総生産量3,605本。アルコール度数12度。2024年4月時点でのSO2トータルは10mg/l。ガス圧は6.5気圧。
Les Terres Mêléesレ・テール・メレとはフランス語で、『混じり合ったテロワール』という意味。

Les Fontaines
レ・フォンティーヌ R21
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%(うち赤ワイン10%、ブラン・ド・ノワール90%)
ブラン・ド・ノワールのピノ・ノワールは、コカール社の水平式圧搾機で圧搾し、バリック(新樽は用いない)30%、ステンレスタンク70%でアルコール発酵とシュール・リーで熟成。マロ発酵は自然に実施。赤ワインのピノ・ノワールは100%全房でステンレスタンクで発酵。マセレーションはアンフュージョンでソフトに行う。その後、ブルゴーニュのドメーヌから譲り受けたバリック60%とステンレスタンク40%でマロ発酵と熟成。ティラージュの2週間前に白ワインと赤ワインをブレンドして、清澄も低温安定法も行わず、ノンフィルターでティラージュ。リキュール・ド・ティラージュは、ビオ認証のMCRを使用。SO2は圧搾からデゴルジュマンに至るまで完全に無添加。
2021ヴィンテージの収穫日は、ブラン・ド・ノワール向けのピノ・ノワールが8/20。赤ワイン向けのピノ・ノワールが9/1。2022年5月19日ティラージュ。2024年3月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ(ブリュット・ナチュール)。総生産量3,234本。アルコール度数12.5度。2024年4月時点でのSO2トータルは10mg/l以下の検出限界値。ガス圧は6.6気圧。

En Val du Clos
アン・ヴァル・デュ・クロ 2019
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%
ピノ・ノワールとシャルドネをフィールドブレンドで手摘みで収穫し、選果した後、2品種同時に全房でダイレクトプレス。その後、ブルゴーニュのドメーヌから譲り受けたバリック60%、ステンレスタンク40%で、2品種同時に野生酵母のみで自発的に発酵(Co-fermentationコー・フェルマンタション)とシュール・リーによる熟成。マロ発酵は自然に実施。その後、清澄も低温安定法も行わず、ノンフィルターでティラージュ。リキュール・ド・ティラージュは、ビオ認証のMCRを使用。SO2は圧搾時に最小限のみ添加。
2019ヴィンテージはピノ・ノワールとシャルドネを8/29に同時に収穫。2020年5月7日ティラージュ。2024年3月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ(ブリュット・ナチュール)。総生産量425本。アルコール度数12.5度。2024年4時点でのSO2トータルは35mg/l。ガス圧は6.0気圧。

L’Envers
ランヴェール 2016
AOC Champagne
品種:シャルドネ100%
水平式圧搾機で圧搾。バリック(新樽は用いない)60%、ステンレスタンク40%でアルコール発酵とシュール・リーによる熟成。マロ発酵は自然に実施。その後、清澄も低温安定法も行わず、ノンフィルターでティラージュ。ティラージュのリキュールには、リキュール・ド・ティラージュは、ビオ認証のMCRを使用。SO2は圧搾時に最小限添加するのみ。その後は発酵からデゴルジュマンに至るまで全く無添加。2016ヴィンテージは、2017年8月9日ティラージュ。2024年4月17日デゴルジュマン。ドザージュはゼロ(ブリュット・ナチュール)。総生産量636本。アルコール度数12.5度。2024年4月時点でのSO2トータルは21mg/l。ガス圧は6.6気圧。
A l’Enversア・ランヴェールとはフランス語で「逆さま」という意味。ピノ・ノワールのキュヴェが主流のコート・デ・バールにおいて、ドメーヌ自身もそのポテンシャルに驚いたシャルドネの実力を知らしめるために手掛けたキュヴェ。主流とは逆の挑戦をしているという意味からア・ランヴェール「逆さま」と命名。
