I Cangianti

   Vino Nobile di Montepulciano  4ha   bio  nature
イ・カンジャンティは、ウンブリアとトスカーナの境界に誕生したユニークなワイナリーです。ワイナリーを運営するMatteo & Luca Stoppininマッテオとルカのストッピーニ兄弟は、まだ23歳と21歳。学校でブドウ栽培やワインについて学んだことはなく、別の分野の勉強をしていました。しかし学業を修めた後、オフィスで働くよりも自然の中で自然と触れ合って働きたいと思い、家族と共に2019年にワイナリー設立し、全くゼロからスタートしました。二人は、イタリアで数多く行われるワインのイベントに参加してワインを味わってみたものの、気分が悪くなることが多く、それで、誰もが味わえるナチュラルワイン造ろうと思い立ったのだそうです。二人は、祖父母が造っていた古き良き自然なワインを現代に蘇らせたいと思い、祖父母から受け継いだ伝統と教えを現代にアジャストさせてナチュラルワイン造りを始めました。
   

Confine

コンフィオーネ
VINO BIANCO
トレッビアーノ・トスカーノ90%、マルヴァジア10%
 
手摘みで収穫した異なる品種のブドウを除梗・破砕して一緒に醸造。3日間のスキンコンタクトを施し、バスケットプレスによる手動での圧搾。その後、ステンレスタンクで野生酵母のみで自然に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造。引き続き、ステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄、ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰め。SO2は圧搾時に必要最小限のみ添加。2021ヴィンテージの収穫日は2品種とも8/28。総生産量は4,000本。アルコール度数は11度。2022年8月時点のSO2トータルは37mg/l
 Confineコンフィーネとは『境界』を意味します。ストッピーニ兄弟は、ウンブリア人であり、ほぼ毎日トスカーナとウンブリアの境界を越えて畑に仕事に行っています。またこのワインの色合いは境界で見られる早朝の日の出の色を思い出させてくれるため、このように命名されました。エチケットは、マッテオとルカの母であるシルヴィアを描いたデザインです。

  
   

Confine Macérato

コンフィオーネ・マセラート
VINO BIANCO
トレッビアー・トスカーノノ90%、ヴェルデロ10%
 
 
手摘みで収穫した異なる品種のブドウを除梗・破砕して一緒に醸造。発酵タンクで果皮と共に野生酵母のみで自然に発酵。マセラシオンの期間は5ヶ月。醸造添加物は一切加えずに醸造。バスケットプレスによる手動での圧搾後、ステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄、ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰め。SO2は圧搾時に必要最小限のみ添加。2021ヴィンテージの収穫日は2品種とも9/2。総生産量は1,000本。アルコール度数は13度。2022年10月時点のSO2トータルは24mg/l
 
 Confineコンフィーネとは『境界』を意味します。ストッピーニ兄弟は、ウンブリア人であり、ほぼ毎日トスカーナとウンブリアの境界を越えて畑に仕事に行っています。またこのワインの色合いは境界で見られる早朝の日の出の色を思い出させてくれるため、このように命名されました。エチケットは、マッテオとルカの母であるシルヴィアを描いたデザインです。

  
   

Murato

ムラート
VINO ROSSO
プリニョーロ・ジェンティーレ100%(赤ワイン50%+白ワイン50%)
 
手摘みで収穫したブドウの1/2はダイレクトプレスして、ブラン・ド・ノワールの白ワインとして醸造。残りの1/2は除梗して赤ワインとして醸造する。赤と白はそれぞれ別々にステンレスタンクで野生酵母のみで自然に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造する。赤ワインのマセレーションは足による櫂入れ。必要であればポンピングオーバーを行う。手動での圧搾後、赤も白もステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、赤ワインと白ワインをブレンドして、無清澄、ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰め。SO2は圧搾時に必要最小限のみ添加。2021ヴィンテージの総生産量は3,000本。アルコール度数は13度。2022年10月時点のSO2トータルは36mg/l。
Muratoムラ-トとは、『エトルリア様式で囲まれた壁』を意味します。発酵中、マストの上には果帽の壁が作られることから、このように命名されました。エチケットは、ストッピーニの家族の協力者であるダニーロを描いたデザインです。

  
   

Ambiguo

アンビクオ
VINO ROSSO
プリニョーロ・ジェンティーレ70%、カナイオーロ30%
 
プリニョーロ・ジェンティーレとカナイオーロは別々に醸造する。手摘みで収穫したブドウは、プリニョーロ・ジェンティーレ100%全房で、カナイオーロは50%全房で、ステンレスタンクで野生酵母のみで自然に発酵させる。醸造添加物は一切加えずに醸造する。マセレーションは足による櫂入れ。必要であればポンピングオーバーを行う。バスケットプレスによる手動での圧搾後、ステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、2品種をブレンドして無清澄、ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰め。SO2は圧搾時に必要最小限のみ添加。2021ヴィンテージの総生産量は3,000本。アルコール度数は12.5度。2022年10月時点のSO2トータルは36mg/l
Ambiguo アンビクオとは、『曖昧』という意味です。このワインはブドウの種類を推測することが難しいことから『曖昧=アンビクオ』と命名されました。エチケットは、兄のマッテオ・ストッピーニを描いたデザインです。

  
   

Promiscuo

プロミスコ
VINO ROSSO
プリニョーロ・ジェンティーレ70%、カベルネ・ソーヴィニョン20%、メルロ-10%
 
手摘みで収穫したブドウは、品種毎別々にステンレスタンクで全房で野生酵母のみで自然に発酵させる。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造する。マセレーションは足による櫂入れ。必要であればポンピングオーバーを行う。バスケットプレスによる手動での圧搾後、ステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、ブレンドして無清澄、ノンフィルター、SO2も無添加で瓶詰め。
2019ヴィンテージの総生産量は4,000本。アルコール度数は13度。2021年1月時点のSO2トータルは14mg/l
Promiscuoプロミスコとは、『異なる要素のミックス』という意味です。このワインのブレンドを象徴している名前です。エチケットは、マッテオとルカの父であるアルフィオを描いたデザインです。