INSU
移民大国フランスの多様性を象徴する新世代グローワーが登場しました。アフリカのセネガルにルーツを持つピエール・ガブリエル・デイアラが創設したドメーヌ、『INSUアンス』です。セネガル出身の父と、オーヴィレールで代々続くブドウ栽培農家の母との間に生まれたピエールは、それまでテクノロジーの分野で働いていましたが、自身のもう1つのルーツであるオーヴィレールのブドウ栽培への熱い想いに駆られ、2018年に家業のブドウ栽培を引き継ぎました。先祖から譲り受けたテロワールと、シャンパーニュの伝統に対して深い敬意とこだわりを持つピエールは、すぐに栽培をビオロジックに転換し、友人であるオーレリアン・ルルカンやガスパール・ブロシェのサポートを受けて、自分名義のシャンパーニュ造りを始めました。ピエールには最初から明確な目標がありました。それはドン・ペリニヨンゆかりのオーヴィレールの比類ないテロワールに新たな価値を吹き込むこと。彼は初ヴィンテージから 「単一区画」、「単一品種」、「単一年」のキュヴェ造りに挑戦し、創設から8年の歳月を経た今年、初ヴィンテージをリリース。
Les Hautes Maladries
レ・ゾート・マラドリ 2021
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
レ・ゾート・マラドリのリューディは、オーヴィレールにある東向きのシルト/粘土の土壌の畑。ドメーヌの栽培面積は0.4095haで、1985年植樹(2021年時点で樹齢36年)のピノ・ノワールが栽培されている。
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレス。野生酵母で樽発酵、樽熟成(新樽は用いない)。マロ発酵も自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずにティラージュ。SO2は圧搾時に必要最低限のみ添加。その後は無添加。2021ヴィンテージは、9月18~20日収穫。2022年8月ティラージュ。2025年3月12日デゴルジュ。総生産量1,183本。ドザージュゼロのブリュット・ナチュール。2025年6月時点でのSO2トータルは11mg/l。アルコール度数12度。ガス圧は7.2気圧。
Le Noyer de l’Orme du Nord
ル・ノワイエ・ド・ロルム・デュ・ノール 2021
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
オーヴィレールの斜面中腹の北向きのリューディ:ル・ノワイエ・ド・ロルム・デュ・ノールのリューディは、オーヴィレールにある北向きのシルト/粘土の土壌の畑。ドメーヌの栽培面積は0.1561haで、1988年植樹(2021年時点で樹齢33年)のピノ・ノワールが栽培されている。
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレス。野生酵母で樽発酵、樽熟成(新樽は用いない)。マロ発酵も自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずにティラージュ。SO2は圧搾時に必要最低限のみ添加。その後は無添加。2021ヴィンテージは、9月18~20日収穫。2022年8月ティラージュ。2025年3月12日デゴルジュ。総生産量691本。ドザージュゼロのブリュット・ナチュール。2025年6月時点でのSO2トータルは14mg/l。アルコール度数12度。ガス圧は6.2気圧。
Le Noyer de l’Orme du Midi
ル・ノワイエ・ド・ロルム・デュ・ミディ 2021
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
オーヴィレールの斜面中腹の真南向きのリューディ:ル・ノワイエ・ド・ロルム・デュ・ミディのリューディは、オーヴィレールにある南向きのシルト/粘土の土壌の畑。ドメーヌの栽培面積は0.3141haで、1971年植樹(2021年時点で樹齢50年)のピノ・ノワールが栽培されている。
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレス。野生酵母で樽発酵、樽熟成(新樽は用いない)。マロ発酵も自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずにティラージュ。SO2は圧搾時に必要最低限のみ添加。その後は無添加。2021ヴィンテージは、9月18~20日収穫。2022年8月ティラージュ。2025年3月12日デゴルジュ。総生産量709本。ドザージュゼロのブリュット・ナチュール。2025年6月時点でのSO2トータルは検出限界値の10mg/l以下。アルコール度数12度。ガス圧は5.9気圧。
Le Pignon
ル・ピニョン 2021
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
ドメーヌが所有する畑で最も北にあるリューディ:ル・ピニョンのリューディは、オーヴィレールにある南向きのシルト/粘土と、ムリーエルと呼ばれる珪質岩土壌の畑。ドメーヌの栽培面積は0.4302haで、1971年植樹(2021年時点で樹齢50年)のピノ・ノワールが栽培されている。
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレス。野生酵母で樽発酵、樽熟成(新樽は用いない)。マロ発酵も自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずにティラージュ。SO2は圧搾時に必要最低限のみ添加。その後は無添加。2021ヴィンテージは、9月18~20日収穫。2022年8月ティラージュ。2025年3月12日デゴルジュ。総生産量708本。ドザージュゼロのブリュット・ナチュール。2025年6月時点でのSO2トータルは検出限界値の10mg/l以下。アルコール度数12度。ガス圧は7.0気圧。
Les Coutures
レ・クチュール 2021
AOC Champagne
品種:シャルドネ100%
オーヴィレールの隣村のディジーの白亜土壌のリューディ:レ・クチュールのリューディは、Dizyディジーにある東向きの白亜土壌の畑。ドメーヌの栽培面積は0.2797ha。ドメーヌが所有する畑の内、このリューディのみがディジーにある。ちょうどオーヴィレールとの境界に位置している。1979年植樹(2021年時点で樹齢42年)のシャルドネが栽培されている
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレス。野生酵母で樽発酵、樽熟成(新樽は用いない)。マロ発酵も自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずにティラージュ。SO2は圧搾時に必要最低限のみ添加。その後は無添加。2021ヴィンテージは、9月20日収穫。2022年8月ティラージュ。2025年3月12日デゴルジュ。総生産量1,190本。ドザージュゼロのブリュット・ナチュール。2025年6月時点でのSO2トータルは17mg/l。アルコール度数12度。ガス圧は6.1気圧。
*エチケットに描かれているのはライオンの爪を象徴したものです。ピエール・ガブリエルの姓であるDIARRAディアラは、セネガルやマリなどの西アフリカ諸国の主要言語であるバンバラ語で「ライオン」を意味します。このため、家族とアフリカへのオマージュとしてこのようなロゴにしたそうです。また、このロゴは畑に並ぶブドウの列も象徴しているそうです。