JULIE DUFOUR

 
 Landreville  4.25 ha bio natural grower
ジュリー・デュフールは、シャルル・デュフールの実の姉で、2010年にシャルル・デュフールが3つのドメーヌに分かれた事で誕生しました。ドメーヌは設立された2010年1月1日からエコサートによってビオの認証を受けています。ドメーヌの栽培面積は4.25ヘクタール、全ての畑がランドルヴィルにあり、3つのリュー・ディに分かれています。 ジュリーは2019年の収穫から弟シャルルと同じセラーで醸造を始めました。弟に触発され、野生酵母による醸造で、醸造添加物は一切加えず、SO2も圧搾時に必要最小限のみしか加えないナチュールのアプローチによるシャンパーニュを造りへと大きく進化しました。2022年の秋にドメーヌを訪問し、2021年のヴァンクレールも試飲しましたが、もはや完全なナチュラルワインになっており、今後が益々期待されます。

Cléobuline Chapitre 2

クレオビュリンヌ シャピトル・ドゥ V20
AOC Champagne
品種:シャルドネ100%(リューディLes Ormes レ・ゾルムのブドウ100%)
 
2020年8月25日に手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレスし、野生酵母でホウロウのタンクで自発的に発酵。引き続きタンクで、自発的なマロ発酵と熟成。2021年11月30日にティラージュして瓶内二次発酵とマチュラシオン・シュールリ。リキュール・ド・ティラージュには、最もナチュラルだと考えているビオ認証のMCRを使用。2023年2月14日にデゴルジュマン。ドザージュ・ゼロのブリュット・ナチュール。亜硫酸は圧搾時に限り必要最低限のみ添加。その後は、発酵からデゴルジュマンに至るまで完全に無添加。アルコール度数12.5度。総生産量4,400本。2023年7月時点でのSO2トータルは5mg/l以下の検出限界値。ガス圧は8.5気圧。*クレオビュリヌとは、古代に遡る古い名前で、ギリシャの女流詩人の名前です。ジュリーにとって、この名前は、女性らしさや喜び、花、自然、ダイナミズム、若さの躍動などを象徴しているとのことです。『Chapitre 2シャピトル・ドゥ』とはフランス語で、「第二章」という意味です。今後リリースするキュヴェは、小説のように「第三章」、「第四章」と順番に名付けられていきます。また、小説のそれぞれの章が同じ物語ではないように、ジュリーのキュヴェも毎年異なる造りのものがリリースされていく計画です。