L'éther Créatif

ジュラ地方にとびきり魅惑的なドメーヌが誕生しました。ブラジル育ちのイタリア人のカップルが2023年に興したレテール・クレアティフです。マリーナとイスラエルの二人は、ブラジルで家族と共に12年に亘り、アグロフォレストリーとビオディナミでナチュラルワインを造っていましたが、ジュラの生産者達に憧れて2021年にフランスに移住。レ・ドロミーのセリーヌ・ゴルマリーの下で働きながら2023年からワイン造りを始めました。既にブラジルで10年以上ナチュラルワイン造りの経験がある二人のワインは、亜硫酸無添加でも不安定さのない素晴らしい味わいです 。ドメーヌの本拠はシャトー・シャロンの隣村のネヴィ・シュール・セイユにあります。二人は2024年からレ・ドロミーとドメーヌ・ド・ルーの一部の畑を引き継ぐことになりました。 今後リリースされるジュラの地場品種のキュヴェへの期待が高まることは必至です。ご期待下さい。
Divergent
ディヴェルジョン
VDF
品種:ガメィ 100%
手摘みで収穫したブドウを手作業で完全に除梗し、野生酵母のみでステンレスタンクでアルコール発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。マセラシオンはアンフュージョン(煎じる)のみで、ピジャージュもルモンタージュも一切行わない。マセラシオンの期間は約10日間。圧搾後、引き続きステンレスタンクでマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄・無濾過、SO2も無添加で瓶詰め。2023ヴィンテージは9/18に収穫。総生産量600本。アルコール度数は13度。2025年7月実施の分析ではSO2は検出されず。
『Divergent』とはフランス語で「多様性」という意味です。古くは「対立」や「相違」も指していましたが、現在では「多様性」、「異質性」という意味で広く使われています。世界には、人種や国籍、性別、年齢、障がいの有無、性的指向・性自認など、様々な属性や背景を持つ人々がいますが、そもそも地球はたった一つです。多様性を認め合い、一人ひとりが自分らしく生きることができる世界であって欲しい、そんな想いを込めてこのように命名されました。メインラベルにはフランス語で「異質性:対立、不一致、相違、異なる、反対の方向に進む。」と記述されています。

Anti Héros
アンティ・エロー VDF
品種:ガメィ 100%
手摘みで収穫したブドウを手作業で完全に除梗し、野生酵母のみでステンレスタンクでアルコール発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。マセラシオンはアンフュージョン(煎じる)のみで、ピジャージュもルモンタージュも一切行わない。マセラシオンの期間は約18日間。圧搾後、バリック(新樽は用いない)に移してマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄・無濾過、SO2も無添加で瓶詰め。2023ヴィンテージは9/18に収穫。総生産量1,000本。アルコール度数は13度。2025年7月実施の分析ではSO2は検出されず。
『Anti Héros』とはフランス語で、「アンチヒーロー」という意味です。フランスに移住した当初、マリーナとデデはジュラであらゆる方法でブドウ畑を探しました。しかし見つけることはできず、まずボージョレで畑を購入しました。このことをジュラの人々に話すと、皆がその距離に驚いて、「なぜジュラで畑を購入しないのですか?」と尋ねてきました。マリーナとデデは「あなたは売りに出している畑を持っていますか?それとも誰か畑を売りに出している人をご存じですか?」と聞き返しました。その答えは、ずっと「いいえ」でした。なぜ人々は購入できるブドウ畑がないにもかかわらず、このように反応したのでしょうか?二人には目的はあったものの十分に理解されなかったのです。そんなことが続き、二人は自分達が物語の「アンチヒーロー」ではないかと考えるようになったのです。このような経緯があったため、アンティ・エローと命名したそうです。メインラベルにはフランス語で「アンチヒーロー:曖昧で現実的、予測不可能で、クラシックなヒーロー的要素を欠いている人物。」と記述されています。
