Michele Lorenzetti

  
Toscana Mugello  2.7ha   biodynamica  nature
ミケーレ・ロレンツェッティは2004年からビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、グラヴネルやイル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラなどイタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているイタリアのビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。 ブドウ栽培をするムジェッロは、トスカーナでも極めて冷涼な気候に恵まれています。19世紀にはブルゴーニュ出身の醸造家がピノ・ノワールなどのフランスの高貴品種を栽培して、大きな成功を収めていましたが、フィロキセラによって荒廃してしまいました。ロレンツェッティは、この貴重な歴史を復活させるため、そしてこの地の大きな可能性を証明するために、フランス系の冷涼品種を栽培してワイン造りに乗り出しました。
 

Pam

パム
IGT Toscana
トレッビアーノ70%、マルヴァジーア・ディ・カンディア30%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗・破砕してから圧搾。2品種同時にステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も添加することなく、温度管理も一切行わずに醸造。自発的なマロ発酵と熟成後、翌年の春に無清澄・無濾過で瓶詰めし、収穫時にすぐに冷却して保存しておいたマストの一部を、リキュール・ド・ティラージュとして添加して瓶内二次発酵を行う。ブドウ果汁以外の糖分や酵母、亜硫酸などの添加は一切ありません。また、濾過もデゴルジュマンも行いません。このため、澱に由来する濁りがあり、残糖も殆どないナチュラルなアプローチで造られたフリッツァンテです。SO2はボトリング時に必要最低限のみ添加。2024ヴィンテージは9/15に収穫。総生産量1,200本。2025年12月時点でのSO2トータルは39mg/l。アルコール度数12.5度。ガス圧は3気圧。 
このペット・ナットは2021ヴィンテージから手掛け始めたキュヴェ。ロレンツェッティが妻のPamelaパメラに捧げたキュヴェであるため、パムと命名されました。

  
  

Nostrale Bianco 

ノストラル・ビアンコ
IGT Toscana
トレッビアーノ60%、マルヴァジア・ビアンコ・ディ・カンディア 40%
 
醸造:フィールド・ブレンドで、全ての品種を同じ日に手摘みで同時に収穫。完全に除梗してから圧搾し、全ての品種を一緒に、1/2をセメントタンクで、1/2をジョージア産のクヴェヴリで野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も添加することなく、温度管理も一切行わずに醸造。引き続き同じ容器で自発的なマロ発酵と熟成後、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。
2024ヴィンテージは9/20に収穫。総生産量2,500本。2025年12月時点でのSO2トータルは39mg/l。アルコール度数12.5度。

  
   

Gattaia Bianco

ガッタイア ビアンコ
IGT Toscana
シュナン・ブラン100%
※マルク・アンジェリのラ・フェルム・ド・ラ・サンソニエールでマッサル・セレクションしたシュナン・ブランを2006年に植樹した区画に由来。
 
手摘みで収穫したブドウを、シャンパーニュで行われているように全房でソフトにダイレクトプレス。その後、セメントタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。その後、引き続きセメントタンクで自発的なマロ発酵と18~24ヶ月熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで6ヶ月以上寝かせてからリリース。SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。2023ヴィンテージは9/10に収穫。総生産量1,200本。2025年12月時点でのSO2トータルは35mg/l。アルコール度数14度。
*2021ヴィンテージまでは、除梗・破砕してから圧搾していましたが、2023ヴィンテージからは、ワインにより一層のフィネスとエレガントさを求めて、シャンパーニュで行われているような全房でソフトに(非常に低い圧力で時間をかけて)行うダイレクトプレスを導入したとのことです。

  
   

Massimo Riesling

マッシモ リースリング
IGT Toscana
リースリング100%
モーゼルの古木のリースリングをマッサル・セレクションした苗木を知人の苗木家から購入して2006年に植樹
 
手摘みで収穫したブドウを、シャンパーニュで行われているように全房でソフトにダイレクトプレス。その後セメントタンクで、野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。その後、引き続きセメントタンクで自発的なマロ発酵と18ヶ月の熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで6ヶ月以上寝かせてからリリース。SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。2022ヴィンテージは10月1日に収穫。総生産量600本。2025年12月時点でのSO2トータルは23mg/l。アルコール度数13.5度。
2021ヴィンテージまでは、除梗・破砕してから圧搾していましたが、2022ヴィンテージからは、ワインによる一層のフィネスとエレガントさを求めて、シャンパーニュで行われているような全房でソフトに(非常に低い圧力で時間をかけて)行うダイレクトプレスを導入したとのことです。

  
  

Sauvignon Gattaia

ソーヴィニヨン・ガッタイア(オレンジ)
IGT Toscana
ソーヴィニョン・ブラン80%、ソーヴィニョン・グリ20%
 
フィールド・ブレンドで、全ての品種を同じ日に手摘みで同時に収穫。ブドウは果皮ともに野生酵母のみでジョージア産のクヴェヴリで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。マセラシオンの期間は7ヶ月。マロ発酵はこの間に自発的に行われる。その後、無清澄、無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで6ヶ月以上寝かせてからリリース。SO2は無添加。
2024ヴィンテージは9/2に収穫。総生産量1,000本。2025年12月時点でのSO2トータルは20mg/l。アルコール度数13度。

  
  

Nostrale Rosso

ノストラル・ロッソ
IGT Toscana
サンジョヴェーゼ 60%、カナイオーロ30%、テンプラニーリョ10%
 
フィールド・ブレンドで、全ての品種を同じ日に手摘みで収穫。完全に除梗してからジョージア産のクヴェヴリで野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も添加することなく、温度管理も一切行わずに醸造。圧搾後、引き続きクヴェヴリで自発的なマロ発酵と熟成後、無清澄、無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。 
 2024ヴィンテージは9/30に収穫。総生産量5,000本。2025年12月時点でのSO2トータルは25mg/l。アルコール度数13度。

  
  

Gamay

ガメィ
IGT Toscana
ガメィ100% 
 
手摘みで収穫したブドウをトスカーナ産のアンフォラで野生酵母のみで自発的に発酵。1/2は完全に除梗して通常の発酵。1/2は全房のままマセラシオン・カルボニック。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も添加することなく、温度管理も一切行わずに醸造。MCの期間は15日間。その後両方のロットをブレンドして、引き続きアンフォラでの自発的なマロ発酵と熟成。無清澄、無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。 
 2024ヴィンテージは9/5に収穫。総生産量1,000本。2025年12月時点でのSO2トータルは38mg/l。アルコール度数13度。

  
 

Gattaia Pinot Nero

ガッタイア ピノ・ネロ
IGT Toscana
ピノ・ネロ100%(ピノ・ノワール)
ブルゴーニュのピノ・ファンとピノ・トレ・ファンをマッサル・セレクションした苗木(2006年植樹)
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗し、セメントタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。マセラシオンは約2週間。パンチングダウンのみでソフトに抽出。その後、引き続きセメントタンクで自発的なマロ発酵と18~24ヶ月間の熟成。無清澄、無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで6ヶ月以上寝かせてからリリース。SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。2022ヴィンテージは9/2に収穫。総生産量1,500本。全房比率30%。2025年12月時点でのSO2トータルは43mg/l。アルコール度14度。
 
 2021ヴィンテージまでは、一部全房のブドウが使われていましたが、2022ヴィンテージからは、ワインに一層のエレガントさを求めて、完全除梗を導入したとのことです。

  
   

Angeli

アンジェリ
IGT Toscana
シュナンブラン100%
過熟したブドウを辛口に仕立て、ハードリカーのような味わいを生み出した個性的なキュヴェ
 
10月中旬まで過熟させたブドウ(貴腐ブドウはなし)を手摘みで収穫。ダイレクトプレスしてオーク樽(古樽)で野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。その後、引き続き自発的なマロ発酵と24ヶ月の熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで36ヶ月寝かせてからリリース。SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。2016ヴィンテージは10/16に収穫。総生産量240本。2022年3月時点でのSO2トータルは47mg/l。アルコール度数15度。
マルク・アンジェリのラ・フェルム・ド・ラ・サンソニエールでマッサル・セレクションしたシュナン・ブランを2006年に植樹した区画で、10月中旬まで過熟させたシュナン・ブランから初めて造ったキュヴェ。エチケットにはフランス語で『Dédiéà Mark Angeli qui m’a donné des plants de vigne私に苗木を譲ってくれたマルク・アンジェリに捧げる』と書かれています。