Oppeddentro

  
Marche Cupramontana  1.8ha   bio  nature
オッペンデントロは2017年、ワインへの大きな情熱によって結びついた4人の友人が、小規模なアーティザナルなワイン造りをするという夢の実現のために設立されたマルケの小さなワイナリーです。彼らは、祖父や父が昔ながらのやり方で造っていた自然なワインを造りたいといつの日から思い始めました。また、農業と地球の未来はサステイナブルとグリーンファーミングでなければならない、そしてそれに貢献したいと思い、イエージ地区から少し内陸に入った海抜450mの場所で、固有のフレッッシュ感と塩味を備えた個性的なナチュラルワインを造っています。厳格な基準でナチュラルワイン造りをしていることを消費者に示したいとの想いから、アンジョリーノ・マウレが結成したナチュラルワインのグループ、VINNATURヴィンナトゥールに加盟しています。
  

VALDÉ

ヴァルデ
IGT Marche Bianco
ヴェルディッキオ90%、トレッビアーノ10%
 
手摘みで収穫したブドウを小さなケースで醸造所まで運び、完全に除梗して圧搾。圧搾は足を使ってソフトに行う。異なる品種を発酵段階から一緒に醸造するが、収穫日毎に別々に醸造し、瓶詰めの前に異なる収穫日のロットをブレンドする。発酵はステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に行い、その後、引き続きステンレスタンクでシュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。収穫翌年の夏にブレンドして、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、必要最小限のみ添加。2022ヴィンテージは9/3、9/10、9/17の3回に分けて収穫。総生産量7,000本。アルコール度数は12.5度。2024年6月時点のSO2トータルは26mg/l。
Valdéヴァルデとはアンドレアの祖母の名前です。家族と伝統の繋がりをワインに残しいとの想いから命名されました。エチケットは、マルケ地方の典型的な風景を表現したデザインです。

  
  

IL SOLO

イル・ソーロ
IGT Marche Bianco
ヴェルディッキオ50%、トレッビアーノ50%
 
手摘みで収穫したブドウを小さなケースで醸造所まで運び、完全に除梗する。先に収穫して、タイレクトプレスしてステンレスタンクで発酵を始めているヴェルディッキオの果汁の中に、トレッビアーノを果皮と一緒に入れて、野生酵母で自発的に発酵を行う。マセラシオンの期間は4か月間。圧搾後、引き続きステンレスタンクでシュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時に必要最小限のみ添加。2022ヴィンテージはヴェルディッキオが9/10、トレッビアーノが9/17収穫。総生産量900本。アルコール度数は14.5度。2024年6月時点のSO2トータルは26mg/l。
ILSOLOイルソーロとは、イタリア語で「孤独」を意味します。トレッビアーノが孤独に4か月間マセラシオンされることから。また、ワインの明るさと色合いが、太陽を思わせ、イタリア語で太陽を意味する「Il SOLEイル・ソーレ」と発音が近いことから、このように命名されました。

  
  

CORE

コーレ
IGT Marche Rosato
サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、ヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナ(ヴェルナッチャ・ネーラ)20%
 
同じ日に手摘みで収穫したブドウを小さなケースで醸造所まで運び、全ての品種を発酵段階から一緒に醸造する。3時間のマセラシオンとその後の圧搾で色素を抽出。ステンレスタンクで野生酵母で自発的な発酵。引き続きステンレスタンクでシュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時に必要最小限のみ添加。2022ヴィンテージは9/17に3品種を同時に収穫。総生産量600本。アルコール度数は14.5度。2024年6月時点のSO2トータルは29mg/l。
COREコーレとは、ギリシャ神話に登場する春の女神のことです。農耕と豊穣の女神の娘でもあります。春にちなんで、またワインのピンクの色合いが、希望や前向きな気持ちを表してくれることからこのように命名されました。

  
   

GRANA D'ELIA

グラナ デリア
IGT Marche Rosso
サンジョヴェーゼ60%、モンテプルチアーノ40%
 
手摘みで収穫したブドウを小さなケースで醸造所まで運び、手作業で除梗する。10%は全房のまま、異なる品種を発酵段階から一緒に醸造するが、収穫日毎に別々に醸造し、瓶詰めの前に異なる収穫日のロットをブレンドする。発酵はステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に行い、マセラシオンは足によるソフトなピジャージュで2~3週間。圧搾後、引き続きステンレスタンクでシュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。収穫翌年の夏にブレンドして、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、必要最小限のみ添加。2022ヴィンテージは9/17と9/24の2回に分けて収穫。総生産量2,500本。アルコール度数は14.5度。2024年6月時点のSO2トータルは28mg/l。
Grana d’Eliaグラナ・デリアとは、アンドレアの祖父母のワイン造りを手伝っていた叔父の名前です。エチケットは共同設立者のルカの息子によるデザインで、丘の真ん中にある赤ブドウを表現しています。