Hèita Blanc
エイタ ブラン
Pyrénées-Atlantiques (Vin de France)
品種:コロンバール53%、プティ・マンサン24%、ソーヴィニョン・ブラン18%、グロ・マンサン5%(2023ヴィンテージ)
醸造について: 2022ヴィンテ-ジの収穫日は、ソーヴィニョン・ブランとソーヴィニョン・グリが8月30日。コロンバールが9月7日。グロ・マンサンが9月13日。プティ・マンサンが9月14日。ブドウの果肉をより良く保持し、ワインにフレッシュ感を付与するために除梗せずに全房で圧搾。アッサンブラージュはアルコール発酵の前に行う。これは、全ての品種を一緒に発酵させることによって、異なる品種が完璧に調和するという利点があるため。発酵はブドウに付着している野生酵母のみでステンレスタンクで行います。発酵終了後、引き続きステンレスタンクで10ヶ月熟成。マロラクティック発酵は行わず、熟成後ごく軽く濾過をして瓶詰め。2023ヴィンテージのアルコール度数は12度。

Rosèita
ロゼイタ
Pyrénées-Atlantiques (Vin de France)
品種:シラー41%、タナ31%、プティ・ヴェルド15%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、プティ・マンサン3%(2023ヴィンテージ)
2023ヴィンテ-ジのロゼ用のブドウの収穫日はシラーが9月11~12日。タナが9月14日。プティ・ヴェルドとカベルネ・ソーヴィニョンが9月20日。プティ・マンサンが9月25日。除梗は行わず全房でダイレクトプレス。低温で清澄を行ってから発酵を行うが、アッサンブラージュはアルコール発酵の前に行う。これは、全ての品種を一緒に発酵させることによって、異なる品種を完璧に調和させるため。収穫日が品種ごとに異なる場合は、先に収穫した品種は圧搾した後、発酵を待つ間、低温の部屋で果汁を清澄させておく。そして、全ての品種の収穫と圧搾が終わった後、全ての果汁をステンレスタンクでアッサンブラージュして、清澄を行ってから発酵を開始する。発酵はブドウに付着している野生酵母のみでステンレスタンクで行う。その後ステンレスタンクで熟成し、ごく軽く濾過して瓶詰め。2023ヴィンテージのアルコール度数は12.5度。

Coccolithe Blanc
ココリット・ブラン
VDF
品種:ソーヴィニヨン・ブラン80%、コロンバール20%
手摘みで収穫したブドウをダイレクトプレスし、品種毎別々に醸造する。ステンレスタンクで野生酵母のみでアルコール発酵。コロンバールのみ自発的なマロ発酵。ソーヴィニョンとセミヨンはマロ発酵は行われず。熟成後、3品種をブレンドして、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。2024ヴィンテ-ジの収穫日は、ソーヴィニョン・ブランが9/13、コロンバールが9/14。総生産量3,200本。アルコール度数12度。2025年6月時点のSO2トータルは検出限界値(10mg/l以下)で検出されず。
「Coccolithe ココリット」とは、フランス語で石灰岩の主成分のことです。ドメーヌの畑は石灰岩盤上にあり、ギョームの大叔父が古生物化石学者で、古代生物の研究で、フランスで初めて電子顕微鏡を用いた本を書いたそうです。その本の中に、ココリット(石灰岩の主成分)の顕微鏡写真があったため、ココリットと命名。ラベルのエチケットは、その石灰岩成分の顕微鏡写真をモチ-フにデザインしたそうです。

Couci-Couça
クシィ・クサ
VDF
品種:ソーヴィニョン・ブラン70%、セミヨン30%
手摘みで収穫したブドウを除梗し、品種毎別々にステンレスタンクで野生酵母のみでアルコール発酵。果皮とともにマセラシオン。マセラシオンはアンフュージョンで行い、マセラシオンの期間が2ヶ月間。圧搾後、引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。瓶詰め前に2品種をアッサンブラージュし、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。2023ヴィンテ-ジの収穫日はソーヴィニョンが9/7、セミヨンが9/8。総生産量1,600本。アルコール度数13.5度。2025年6月時点のSO2トータルは検出限界値(10mg/l以下)で検出されず。
「Couci-Couçaクゥシ・クゥサ」とは、フランス語で「まあまあ、どうにかこうにか」という意味です。2020年に初めてこのマセラシオンのキュヴェを造った時に、手探りでやっと造ることができたので、このように命名したそうです。

Tia Tia
ティア・ティア
VDF
品種:メルロー80%、ソーヴィニョン・ブラン20%
手摘みで収穫したブドウをダイレクトプレスし、2品種を同時に野生酵母のみでステンレスタンクでアルコール発酵。その後、引き続き、自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄・無濾過、SO2も無添加で瓶詰め。2024ヴィンテ-ジの収穫日は、ソーヴィニョン・ブランが9/13、メルローが9/16。総生産量1,900本。アルコール度数12度。2025年8月時点のSO2トータルは検出限界値以下(10mg/l以下)で検出されず。
「Tia Tiaチア・チア」とは、フランス語で「鶫(ツグミ)」のことです。ドメーヌの畑では、ブドウが成熟を迎える頃に、ツグミが実をついばみにやってくるそうで、その時の畑の風景と、発音の響きの良さから、このように命名したそうです。

Coccolithe Rouge
ココリット ルージュ
VDF(blange)
品種:メルロー1/3、ソーヴィニョン・ブラン1/3、セミヨン1/3
手摘みで収穫したブドウを品種毎別々に醸造する。メルローは完全に除梗してセメントタンクで野生酵母のみでアルコール発酵。マセラシオンはアンフュージョンで3週間。ソーヴィニョンとセミヨンは、それぞれダイレクトプレスして、ステンレスタンクで野生酵母のみでアルコール発酵。アルコール発酵終了後、3品種をブレンドし、セメントタンクで自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。2023ヴィンテ-ジは、ソーヴィニョン・ブランが9/7、セミヨンが9/8、メルローが9/12に収穫。総生産量3,200本。アルコール度数12度。2025年6月時点のSO2トータルは13 mg/l。
「Coccolithe ココリット」とは、フランス語で石灰岩の主成分のことです。ドメーヌの畑は石灰岩盤上にあり、ギョームの大叔父が古生物化石学者で、古代生物の研究で、フランスで初めて電子顕微鏡を用いた本を書いたそうです。その本の中に、ココリットの顕微鏡写真があったため、ココリットと命名。ラベルのエチケットは、その石灰岩成分の顕微鏡写真をモチ-フにデザインしたそうです。

Floralie
フロラリ
Vin de France
品種:ヴィオニエ100%
リューデイ : 南ボジョレーのBullyビュリーの村にあるLe Grand Lavalル・グラン・ラヴァル。標高200~100mの東向き斜面で、砂質土壌。樹齢25年のヴィオニエがビオロジックで栽培されている。剪定法はグイヨとゴブレ式で、植樹比率は1ha当たり5000本。
手摘みで収穫したブドウをダイレクトプレスし、デブルバージュ(前清澄)は行わずに、バリック(新樽は用いない)で野生酵母で自発的に発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。温度管理も一切行わない。発酵後、引き続き樽でマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。2023ヴィンテージはに収穫。総生産量本。アルコール度数は12.5度。2025年2月時点のSO2トータルは16mg /l。
『Floralieフロラリ』とはフランス語で、『花や植物の展覧会』を意味します。一般的なヴィオニエのワインは、重くてアルコール度数が高いものが多いです。しかし、このキュヴェは、それとは正反対です。緊張感とフィネス、そしてフローラルさを追求して醸造したからです。まるで「L’univers floral花の世界」にいるようです。

L'Herbe Tendre
レルブ・タンドル(サンク・ピエ)
Vin de France
品種:シュナン・ブラン100%
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレスして、3/4はグラスウールのタンクで、1/3はバリック(新樽は用いない)で野生酵母で自発的にアルコ-ル発酵を行う。醸造添加物やSO2は一切加えずに醸造。引き続き自発的なマロ発酵とシュール・リーの状態で33ヶ月熟成。無清澄・無濾過、SO2も無添加で、重力を利用して自然に瓶詰め。現行ロットは2020ヴィンテージ。収穫日は9/10~9/22(ヴァンダンジュ・タルディーヴや貴腐ブドウは含まれていません)。総生産量7,200本。アルコール度数は14.8度。2023年6月時点のSO2トータルは13mg/l
『レルブ・タンドル』とはフランス語で「柔らかい草」という意味。フランスの歌手セルジュ・ゲーンズブルグがミッシェル・シモンと一緒に歌った歌のタイトルから命名されました。エチケットのデザインは、花瓶から出ている女性達の足を表しているそうです。

21h21
ヴァン・テ・ユヌール・ヴァン・テ・アン
Vin de France
品種:ピノー・ドニス50%、ガメィ・ショードネィ50%
手摘みで収穫したブドウを品種毎別々にダイレクト・プレスして、グラスウールのタンクで野生酵母で自発的にアルコ-ル発酵を行う。醸造添加物やSO2は一切加えずに醸造。引き続き自発的なマロ発酵とシュール・リーの状態で熟成。瓶詰め前に2品種をブレンドして、無清澄・無濾過、SO2も無添加で、重力を利用して自然に瓶詰め。現行ロットは2022ヴィンテージ。収穫日はガメィ・ショードネィが9月9日。ピノー・ドニスが9月26~27日。総生産量2,200本。アルコール度数は12度。2023年6月時点のSO2トータルは13mg/l
『21h21ヴァン・テ・ユヌール・ヴァン・テ・アン』とはフランス語で「21時21分」のことです。これは、15年以上前からセドリックの家族にとって一緒の合図になっている時間だそうです。夜夕食を終えてセドリックと妻が時間を見るたび、午後の9時21分になっているのだそうです。子供達を含めた家族にとって、一種の運命的な時間になっているため、このキュヴェ名にすることにしたそうです。

L’Appel du Large
ラペル・デュ・ラルジュ
Vin de France
品種:ピノ・ドニス100%
初夏に味わいたいピノ・ドニスのキュヴェ。手摘みで収穫したブドウを100%全房で、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的にアルコ-ル発酵を行う。醸造添加物やSO2は一切加えずに醸造。マセラシオンは足による櫂入れと小さなバケツを使ったピジャージュのみでソフトに抽出。圧搾後、引き続きタンクで自発的なマロ発酵とシュール・リーの状態で11ヶ月熟成。無清澄・無濾過、SO2も無添加で、重力を利用して自然に瓶詰め。現行ロットは2022ヴィンテージ。収穫日は9/16, 9/21, 9/26, 9/27, 9/29, 9/30。総生産量11,000本。アルコール度数は12.5度。2023年12月時点のSO2トータルは17mg/l
『L’Appel du Largeラペル・デュ・ラルジュ』とは、フランス語で「海の呼び声」という意味。フランスの詩人シャルル・ボードレールが、放浪する旅人を描いた詩のタイトルでもある。セドリック・フルーリーが、ヴィニュロンになる前、国際NGOの仕事で世界各国を旅していたことから、ワインの名前にしたそうです。

Gueules Pressée
グール・プレッセ
Vin de France
品種:カベルネ・フラン100%
手摘みで収穫したブドウを100%全房で、品種毎別々に野生酵母で自発的にアルコ-ル発酵を行う。醸造添加物やSO2は一切加えずに醸造。マセラシオンは足による櫂入れと小さなバケツを使ったピジャージュのみでソフトに抽出。カベルネ・フランはバリック(新樽は用いない)で、ピノ・ドニスはグラスウールのタンクで醸造。引き続き自発的なマロ発酵とシュール・リーの状態で11ヶ月熟成。瓶詰め前にアッサンブラージュし、無清澄・無濾過、SO2も無添加で、収穫翌年の9月に重力を利用して自然に瓶詰め。現行ロットは2022ヴィンテージ。収穫日は9/22, 9/23。総生産量2,600本。アルコール度数は13.5度。2023年12月時点のSO2トータルは22mg/l
『Gueules Presséeグール・プレッセ』とは、フランス語で「潰れた唇」という意味。キュヴェやドメーヌの名称について、息子の友人とユーモアを交えて議論していた中から着想した名前だそうです。

Les Indigènes
レ・ザンディジェーヌ
IGP pays de l’Herault
品種:約200年前に植樹された15種以上の地場品種が栽培されるクロから、フィールド・ブレンドで醸造された特異なキュヴェ。
品種が特定されていなかった昔のままに、フィールドブレンドで、全ての品種が一緒に収穫され、一緒に醸造されます。発酵は100%全房で野生酵母のみでステンレスタンで行い、小樽(新樽は用いない)で熟成。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤などの醸造添加物は一切付け加えずに醸造。マセラションはアンフュージョンでソフトに行います。熟成後、無清澄・無濾過で瓶詰め。2022年の収穫日は9月23~24日。2024年7月時点でのSO2トータルは18mg /1。アルコール度数12.5度。総生産量約7,500本。
"レ・ザンディジェーヌ"とはフランス語で「原住民」を意味します。200年前に植樹された地場品種の区画であることからこのように命名されました。

Les Pomarèdes
レ・ポマレード
VDF
ピノ・ノワール100%
早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗せずに100%全房で発酵。ブドウに付着している野生酵母のみで、円錐形の木製の発酵槽で発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤などの醸造添加物は一切付け加えずに醸造。マセラションはアンフュージョンでソフトに行う。圧搾後、引き続き木製の円錐形のタンクでマロラクティック発酵と熟成。熟成中はバトナージュも澱引きを行わず、無清澄・無濾過で瓶詰め。2022年の収穫日は9/15。アルコール度数12.5度。総生産量は約3,800本。2024年7月時点でのSO2トータルは18mg/l。
レ・ポマレードとは、19世紀のラングドックに存在したロビン・フッドのようなアウトロー(法の保護外の者)的人物で、貴族の富を奪って貧しい人々を助ける義賊となって活躍した。このロビン・フッドの隠れ家が、この区画の中にあり、また、ピノを植樹した当時、ピノ・ノワールはヴァン・ド・ペイの指定品種に認定されていなかった、つまりアウトローであったため、キュヴェと区画の名前が「レ・ポマレード」と命名されました。

TAILLÉ
タイエ
IGP Terre Siciliane
フラッパート50%、ペリコーネ50%
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、二品種を一緒にステンレスタンクで野生酵母で自発的に発酵。酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。果皮浸漬はソフトなポンピングオーバーで約2週間。その後、引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成を行い、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量は約1万本。2021ヴィンテージの収穫はフラッパートもペリコーネも9月下旬。アルコール度数13度。2022年4月時点のSO2トータルは61mg/l。
TAILLÉ タイエとは、シチリアの方言で、「見て!」を意味する言葉です。

Bagardo
バガルド
VINO ROSSO
ネッビオーロ100%
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵させる。SO2や酵素、培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。果皮浸漬の期間は2週間前後。この間、1日1回の櫂入れを行う。ポンピングオーバーは行わない。アルコール発酵終了後、大樽1/2、ステンレスタンク1/2でマロラクティック発酵と熟成。収穫翌年の8月に無清澄・ノン・フィルター、SO2無添加で瓶詰め。2019ヴィンテージの生産量は2,190本。アルコール度数は13.5度。2024年5月末時点のSO2トータルは21mg/l。
バガルドとはジェノヴァの方言で「大胆な少年」を意味します。バガルドは12歳かもう少し上でチャレンジすることが大好きな少年です。ズボンのポケットに帽子と豆鉄砲を入れて、トウモロコシ畑に横たわって空を流れる雲を見ています。問題がある子ですが、好奇心が強く、物怖じしない子です。

Domaine du Moncaut

Pau 4ha lutte raisonnée
ドメーヌ・デュ・モンコーは2005年にソフィー・ド・サレットによって設立されました。ジャーナリストとして活躍していたソフィーは、2001年からルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランスのジャーナリストとなり、数多くの偉大なワインの造り手を取材してきました。そして、ワインへの情熱と、シャトー・パルメで支配人を務める兄や、苗木家の夫などの家族の影響から自身の手でワインを造ることを決断。数多くの偉大な造り手故ディディエ・ダグノーなどの手助けを受けてワイン造りを始めました。
Le Pre Vert

ル・プレ・ヴェ-ルは、ギョーム・ジャックマンが妻のYasukoと共に2017年にフランスの南西地方に創設したドメーヌです。ボルドーの様々なシャトーでワインを造り、オーストラリアやアメリカでの醸造経験もあるギヨームは、自身でチュラルワインを造りたいという想いにかられ、妻のヤスコとともに理想の場所を探していましたが、2017年、ベルジュラックの丘の上に森に囲まれた素晴らしいブドウ畑を見つけて移住。ワイン造りを始めたのです。自然とワインを愛する二人は、すぐに畑をビオとビオディナミ農法に転換。無耕起、無肥料で栽培を行っています。畑の周りには池や林があり、カエルや魚が泳ぎ、鴨などの野鳥が飛来します。そして、野生のプルーンやサクランボ、栗など様々な木々の茂る林には猪や鹿、キツネやウサギが現れます。二人は、緑が溢れる生き生きとしたこの地で、その年のブドウの出来に合わせたワインを造っています。
Les Libere Terres

リヨン近郊で、感性を刺激してくれるナチュラルワインを造るバティスト・ナイランが新たな挑戦に乗り出しました。「レ・リベール・テール」と名付けられたミクロネゴスのプロジェクトです。温暖化による気候変動によって、近年多くのドメーヌが雹や霜、豪雨などで大きな被害を受け、収穫量が大幅に減少し、ドメーヌとしての持続可能性が脅かされています。このプロジェクトは、そのような危機感の中から、「献身的に自然を尊重しながらブドウを育むヴィニュロンに対して敬意を表しながら、気候災害による制約から自身を解放したい。」との強い想いから誕生しました。これはヴィニュロン達のワイン造りへの情熱を未来に存続させるための大きな挑戦なのです。レ・リベール・テールの目標は、ブドウのエッセンスとテロワールの独自性、そして仲間のヴィニュロンの丹念な努力をボトル1本1本にしっかりと封じ込め、ブドウが育まれたテロワールの潜在能力を最大限に引き出すことです。
LES GAUCHERS

レ・ゴーシェは、セドリック・フルーリーは2017年にロワールのコトー・デュ・ヴァンドモワにドメーヌを設立したナチュラルワインのドメーヌです。セドリックはパリの学生時代に、ジャン・ピエール・ロビノのレストラン、ランジュヴァンで叔父がシェフをしていたため頻繁に通ってナチュラルワイン好きになりました。その後、クロ・テュ・ブッフのティエリーピュズラやラ・グラップリのルノー・ゲティエの下で収穫や醸造を経験しました。本格的にナチュラルワイン造りに携わりたいと考え、2017年に地元に小さな畑を購入して、僅か1樽から自身のワイン造りをスタートしました。レ・ゴーシとはフランス語で『左利きの人達』という意味です。セドリックも彼の娘も左利きのため、このように命名したのだそうです。 ビオディナミの手法を取り入れたセドリックのワインはとても活力があり、明るくさわやかで、同時に正確さを備えた味わいです。
Domaine de Clovallon

ドメーヌ・クロヴァロンは、カトリーヌ・ロックによって南仏に創設された小さなドメーヌです。建築家をしていたカトリーヌは、1985年にラングドックのAOCフォジェールの北隣の村Bedarieuxベタリューに畑付きの自宅を購入。独学でブドウ栽培とワイン造りに乗り出しました。ドメーヌの畑は標高250~400メートルの高地にあり、ラングドックでも冷涼なミクロクリマで、畑は北向きの緩やかな斜面に位置していました。このため、ドメーヌの畑には南仏の品種よりも、冷涼は気候の品種が向くと直感したカトリーヌは、ピノ・ノワール、シャルドネ、ヴィオニエ、リースリングなどを植樹していきました。特に、ピノ・ノワールは1989年にカトリーヌ・ロックがラングドックで初めてピノ・ノワールを植樹して栽培を始めました。クロヴァロンでは設立当初よりビオロジックを実践し、その後、完全なビオディナミへと移行。現在は全ての畑でデメテールの認証を受けています。
Flavia

シチリアに新しいナチュラルワインが誕生しました。シチリアの西端、マルサラで2018年に始動したプロジェクト、FLAVIAフラヴィアです。今年28歳と30歳になるラロ兄妹は、これまでの形式や枠にはまらない、フレッシュで、ピュアで、新しい時代の息吹を感じるナチュラルワインを造りたいと考え、このフラヴィアのプロジェクトを始めました。フラヴィアの造るナチュラルワインは全てリッターボトル。フレッシュで活力があり、潮風が与えるフローラルな香りと塩味を伴った味わい深さを備えています。イタリア南部のワインにありがちな独特の重たさや酸化的ニュアンスは全くありません。清涼感さえ感じるフレッシュ感とジューシーさが最大の特徴です。とても心地良く、飲みやすい味わいで、間違いなく新時代の風を感じさせてくれるワインです。
Matunei

Piemonte Alfiano natta 3ha bio nature
マトゥネイは2015年に誕生した小さなファームです。ブドウの他に、オリーヴオイルや古代小麦やライ麦などを栽培しています。アルベルト・ブリニョーロと妻のカルラは、四季の移ろいの中で仕事と人間が密接に絡み合っていた古来の仕事を通して、現代人が忘れてしまった人生の瞬間を取り戻しながら、持続可能な農業の新しい形態を再発見したいという想いから、それまでしていた仕事を辞めて、人口100人に満たない小さな村アルフィアーノ・ナッタに移住し、カルドナの丘の耕作放棄地と古いブドウ畑を引き継いで農業を始めました。二人は、地場のローカル品種を栽培して、ナチュラルワインを造っています。栽培はビオディナミの手法も取り入れたビオロジックで、醸造面でも添加物は一切使わずに、野生酵母で発酵を行っています。