I Mandorli

  
Toscana Suvereto  4ha   biodynamica
イ・マンドルリは2008ヴィンテージからワイン造りをスタートしたスヴェレートの小さなワイナリーです。トゥア・リータなど、他のスヴェレートのワイナリーの殆どは、村の旧市街の南に広がる斜面に集まっています。しかし、イ・マンドルリのあるベルヴェデーレ地区は、旧市街のある丘陵よりもさらに高い北側の海抜300mの丘陵に位置しています。畑は、ブドウを植樹する前は地中海灌木が自生していた場所で、今まで全く肥料や農薬で汚染されたことがありませんでした。このため、土は全く汚れがなく純粋で、数十万年前に地球に存在していた微生物が今も土壌に含まれていると考えられます。その畑は、設立当初からビオディナミで耕作されていて、冷涼感を備えた驚くほどのエレガントさがワインに反映されているのが大きな特徴です。

   
 

Vigna alla Sughera 

ヴィーニャ・アッラ・スーゲラ
IGT Toscana
サンジョヴェーゼ100%
サンジョヴェーゼの区画ヴィーニャ・アッラ・スーゲラから生まれるフラッグシップキュヴェ
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、オープントップの発酵層で野生酵母のみで自発的に発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。温度管理も一切行わない。2~3週間の果皮浸漬の後、2500リットルの大樽で10~12ヶ月熟成。さらにセメントタンクで5~6ヶ月熟成させた後、無清澄・無濾過で瓶詰め。さらにセラーで最低12ヶ月熟成させてからリリース。SO2は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加する。年間平均生産量3000本。2016ヴィンテージは、9月29~30日に収穫。総生産量5000本。瓶詰め時のSO2トータルは47.5mg/l。2019年9月時点のSO2トータルは39mg/l。

 

 

  

   
 

Vigna al Mare 

ヴィーニャ・アル・マーレ
IGT Toscana
カベルネ・ソーヴィニョン85%、カベルネ・フラン15%
カベルネの区画ヴィーニャ・アル・マーレから生まれるもう一つのフラッグシップキュヴェ
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、オープントップの発酵層で野生酵母のみで自発的に発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。温度管理も一切行わない。2~3週間の果皮浸漬の後、25ヘクトリットルの大樽で10ヶ月熟成。さらにセメントタンクで5~6ヶ月熟成させた後、無清澄・無濾過で瓶詰め。さらにカンティーナのセラーで最低12ヶ月熟成させてからリリース。SO2は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加する。2016年9月10日収穫。総生産量1000本。瓶詰め時のSO2トータルは42mg/l。2019年9月時点のSO2トータルは23mg/l。

 

 

  

   
 

I Mandorli rosso

イ・マンドルリ ロッソ
IGT Toscana
サンジョヴェーゼ85%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、カベルネ・フラン5%
ドメーヌのサンジョヴェーゼとカベルネのブレンドによるイ・マンドルリの赤のエントリー・キュヴェ
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、オープントップのタンクで野生酵母のみで自発的に発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。温度管理も一切行わない。2~3週間の果皮浸漬の後、25ヘクトリットルの大樽で8~12ヶ月熟成。さらにセメントタンクで6~8ヶ月熟成させた後、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加する。2018ヴィンテージの総生産量は6300本。瓶詰め時のSO2トータルは41mg/l。2019年9月時点のSO2トータルは30mg/l。